メリット1 世界1位の人口をかかえる巨大消費マーケット

日本の外食産業は年々減少傾向にあります。その理由は、個人の消費というよりも法人の消費が停滞している為、また人口が減少している為と言われています。

そういった状況を踏まえて、海外に進出する企業が増えてきており、その主な海外進出先は中国です。中国は人口数が世界No.1なので、需要が高いというのも理由として挙げられますが、中国は経済成長率が諸国の中でもズバ抜けて高い成長率を保持していて、今後10年で世界で最も経済発展する国と言われているのです。中国で成功すれば、市場が大きく広がるので海外進出に中国を選択する企業が多いのです。

メリット2 中国でも人気の日本食文化

 前述の通り、大きなマーケットである中国、特に上海などの飲食業界には、世界中から様々な味覚が参入しています。また同じアジアの国ですから調味料も共通している物も多いです。なので、日本から新規出店する際に「中国風の味付けにしなければ」と言うように新たに商品開発をする必要性はありません。当然日本食の認知も高く、中国人の間でも日本食の人気は高まっています。ただし、値段の再検討などは、その地域に合わせて行うことは必須です。

メリット3 低所得者から、富裕層まで幅広いターゲット層

 中国は急速な発展を遂げてはいますが、まだまだ貧富の差も大きいのが現実です。そんな国に、日本で成功している飲食店が進出すれば、消費者には安価に美味しい料理を提供でき、一般市民の食文化を豊かにできます。それに日本でつちかったノウハウがあるので、従業員にも今までより高い賃金を支払えるはず。それは回りまわって、その国の労働者の賃金水準を引き上げることにも貢献できる可能性も秘めています。

例えば、2003年の中国上海への出店を皮切りに、海外でも事業を拡大している外食チェーン「サイゼリヤ」の創業者である正垣泰彦現会長は「食文化と賃金水準の両面で中国に貢献できると考えたから、進出したのであって、海外でひと山当てようと思ったわけではない。合弁企業だと現地のパートナーに迷惑を掛けるかもしれないので、自社の単独出資で子会社を作る「独資」での中国・上海への進出を選んだ。独資での進出を許可されたのは、外国の外食企業としては初めてで、中国の人に安くイタリア料理を食べてもらいたいという熱意が伝わったのだと思う」と語っている。ちなみにサイゼリヤは中国でも「安くて美味しい」の企業モットーを貫いて、現在、パスタは9元(日本円で146円、1元=16.2円で計算)、ピザは19元(308円)、サラダは6~8元(97~130円)から提供しており、賃金も現地のサービス業としては最高水準の金額を支払えているとのことです。

また、経済発展により富裕層も急拡大しており、富裕層をターゲットにした高級レストランの臑兪も高まっています。人口が多いことからも、幅広いターゲット層を要しています。

メリット4 インバウンド市場拡大から、アウトバウンド市場拡大へ

約2年前の「爆買い」ブーム以来、訪日中国人が急拡大しました。インバウンド市場の拡大に伴い、アウトバウンド市場が拡大しているのです。日本国内で食べた、本物の日本食の美味しさを忘れられない中国人が増加しています。インバウンド市場が拡大し続けている今だからこそ、いち早いアウトバウンド進出に商機が拡大しています。

メリット5 豊富な労働力、比較的安価な賃金

コストメリットが以前よりも薄まっているという事実は否定できませんが、北京や上海といった大都市を除けば、人件費・物価(現地滞在費)・家賃などの水準は、現在も日本の数分の一程度です。
内陸部では人件費が日本の10分の1といったデータもあります。製造業やIT系の企業の方々など、原価をさらに抑えたい場合には大きな旨味をもたらしてくれるでしょう。

 

中国進出で気を付けるべき点

日本企業が中国進出をしても、撤退した企業の方が多いというのが実情です。例えば、ヤマダ電機や餃子の王将は、大手企業でありながら、そもそもの市場ニーズを見誤って、撤退に追い込まれたようです。

新たなマーケットに進出するということはとても重要ですが、そのニーズが「思い込み」では当然ですが失敗してしまいます。そのニーズが、思い込みなのか、中国市場に受け入れられるのか、それを検証するプロセスが非常に重要です。

日本の大手企業であっても、中国進出がうまくいかないのは何故なのでしょうか?

それは、そもそも中国の商習慣や、中国人の特性を真に理解しているか、否かという点に尽きます。正直、日本人が中国人のコミュニティサークル内に入るのは、至難の業で、関係性の浅いうちは、騙されてしまうこともしばしばあります。

更に許認可関係の話で言えば、中国共産党の影が常にちらつく中国において、そこの人脈を持っていないと、足元をすくわれるケースが多々あります。

こんな声も実際に上がっています。「中国は、消防法や衛生法など、明確に決まっていないグレーゾーンの領域が多いので、担当者や有力者と繋がっているかによって合格だったり不合格になったりと、全てのことがうまく進みませんでした」

「中国は法律がしょっちゅう変わるので、先が読めません。常に最新の情報を知らないと、抜き打ちのチェックが入っても対応出来ないんです。また、住宅街の中で営業していると、近所からの苦情も多かった。でも近隣の上海人たちと仲良くなることで、次第と苦情も減っていきました」

と、中国特有の商習慣に順応するのも大変ですし、不確定要素が多い 環境に出店するのは、難しいことが沢山あります。しかし、だからこそ綿密な市場調査や、現地で政府とのパイプを持つパートナーを見つけるこ と、また、中国の商習慣を身をもって知っている信頼のおけるアドバイザーがいるかどうかが、成功と失敗の分岐点になります。

正に中国進出の成功の肝は、中国進出のサポートをしてもらうパートナーの器量にかかっているといっても過言ではありません。

中国進出は、パートナー選びが重要

中国における事業環境分析、市場ニーズ分析、自社の経営資源の分析などの事前の準備をしっかりとしておくことが大切です。

そして調査すべきことは多岐にわたります。市場、サプライチェーン、競合、技術動向、労務、法律、税務、外貨規制、輸出入規制など様々です。調査の前には、専門家のアドバイスなどを活用して、まずは、何を調べないといけないのかのチェックリストを作成して、漏れなく調査ができるようにすると良いかと思います。

例えば、テストマーケティングをして提案が受け入れられる確率を高めていくなどがあります。

また、市場だけでなく供給面の調査も重要で、良質な材料が確保できずに生産が立ち行かないケースもありました。弊社では、現地の食品メーカーや、食品卸の企業に太いパイプがありますので、良質な食品が安価で手に入ります。

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