海外進出している企業の割合

上場している外食企業103社の内、海外進出しているのは57社と全体の半数強です。(2017年10月時点)「思ったより少ない」という印象の人「思ったより多い」という印象の人も居るでしょう。

海外進出していない企業の中には、海外ブランドとの契約の問題で進出できない企業もあるので、全ての企業が海外出店を計画できる訳ではない点には言及しておきます。

また、現在は海外未進出でも、複数の企業が進出・展開を検討していることを発表している。

上場企業だけの話でしたが、非上場の中にも勿論、海外で大きく成功している企業はたくさんあります。国内よりも海外での店舗数の方が多いという企業も増えてきました。

その代表格となるのが、重光産業株式会社が運営する「味千ラーメン」。国内では九州地方を中心に84店舗を展開しますが、海外では中国を中心にシンガポール、タイ、アメリカなど13カ国で680店舗以上、国内の8倍以上の店舗を展開しています。

その他にも「バルバッコア」や「モーモーパラダイス」「鍋ぞう」など国内で50店舗を運営する株式会社ワンダーテーブルも、海外59店舗と海外店舗の方が多いのは意外かもしれません。

海外進出の理由

そもそも外食企業は、なぜ海外へ出ていくのでしょうか?日系企業の海外ビジネス支援を行う、独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)のサービス産業部長 藤井真也氏に話を伺いました。

まずは、一般的に言われている様に、国内の人口減少によるマーケットの先細りを打破する為です。これは外食業界に限らず様々な業界が直面している課題です。しかし、外食業界ではそれだけでなく、世界に広がる、「日本食人気」が後押しします。

ジェトロが、中国、香港、台湾、韓国、アメリカ、フランス、イタリアの7つの国と地域で行った「自国以外の好きな外国料理」に関してのアンケートでは、アメリカを除く6つの国・地域で「日本料理が好き」と回答した人が一番多い結果となりました。全体でみても、「日本料理」と答えた人が21.1%と、2位のイタリア料理を大きく引き離しています。

「日本食が人気の理由のひとつとして、世界的に健康志向が高まっていることが考えられます。日本は長寿国を代表する存在ですし、“日本食=ヘルシー”というイメージは海外では定着しつつあります」

こうしたブームを好機ととらえた企業が、続々と市場をもとめて海外へ出て行きました。特に「日本食(和食)」がユネスコの無形文化財に登録された2013年以降、日本食レストランの数は急増しています。

現在、中国進出を検討されている企業の方は、一度セミナーに参加してみてはいかがでしょうか?

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